筋肉量や冷えなどももちろん原因としてはありますが
今回は東洋医学的な考えで説明していきます。
東洋医学は五行(木 火 土 金 水)を中心に
気候や身体の機能(五臓六腑)をあてはめて治療に応用します。
東洋医学でいうところのむくみ(浮腫み)は体内の水分代謝がうまくいっていない、
身体にうまく巡っていない状態と考えます。
水分代謝に深く関係のある五臓は(肝 心 脾 肺 腎)のうち
”脾”にあたり、
また、六腑(胆 小腸 胃 大腸 膀胱)のうち
”胃”にあたります。
当院では鍼灸治療を行っており
鍼は体に刺してすぐに抜いてしまう方法で経穴(ツボ)や筋肉に刺激をするものと
置き鍼(円皮鍼)シールのような短くちいさな鍼を体に貼り持続的に経穴を刺激するもの
その他電子温灸器、電気鍼があります。
治療としては鍼や温灸器を使用し、
鍼灸師が五行や東洋医学的な考えの元、上記の脾や胃の経絡、経穴、または
水分代謝に関係の深い経穴を選び刺激し全身の状態を診ながら
むくみの改善、体質改善を図ります。