股関節の痛みはなかなか取れにくい痛みです。
人体で一番強い靭帯が付いている強い関節ですが、その分一度痛みが出ると長引くことが多いです。
股関節に痛みがある場合は骨盤の関節、仙腸関節に問題がある場合が多く、まずはそこから治療していきます。
どの動きで痛みが出るのか、どの動きが引っかかるのかを検査で見極めていきながら治療を行います。
東洋医学的な見地からの治療も非常に有効です。
骨格矯正だけではなく、様々な治療技術を使い治療する必要があります。
股関節の周りには筋肉もたくさんついています。
特に重要な筋肉は、大殿筋と腸腰筋です。
痛みが取れてきた後は筋力アップが絶対に必要です。
大殿筋は身体を支えるために使われる大きな筋肉です。
重力に抗う為の抗重力筋です。
腸腰筋は身体の上半身と下半身をつなぐ筋肉です。
100メートル走が早い人はこの腸腰筋が発達していると言われています。
日本人は民族的にもこの腸腰筋が弱いとされていて、筋力の低下とともに伸び縮みがしにくくなった硬い筋肉になっていることが多いです。
この二つの筋肉が硬くなり、筋力が低下して動きが悪くなると股関節の可動域は小さくなります。
可動域が小さいまま動かしていると、その可動域に必要なだけの筋肉になってしまいます。
そうなると不意に大きく動かしたときに痛みが出たり、日常生活動作がやりにくくなってしまいます。
股関節は本来大きく動く関節で可動域も広い関節です。
人の体の中で大きな役割のある関節です。
痛みが出ているならまずは治療ですが、その後のトレーニングやストレッチなどのケアもとても大切です。
骨盤を中心に足首、太腿、背骨、鎖骨などその方の原因となる歪みを改善することにより改善されている方も多いです。
もちろん痛くない姿勢改善、骨盤矯正ですので、ご年配の方やお子様も安心して治療を受ける事が出来ます。
また他にも片寄った筋肉のバランスを整えるストレッチ療法、より奥の筋肉を刺激出来る電気治療器、超音波による治療を行います。
完治に必要な体幹のトレーニングが出来る最新のEMSなど様々な治療がありますので、来られた患者様それぞれの症状に合わせた治療プランを提案させて頂きます!