不眠症にはいくつかタイプがあります。
など様々な症状があります。
また原因としては、イライラやビクビクしている状態の精神的ストレス、
寝具があっていない、身体のどこかの不調などがあげられます。
東洋医学で不眠に主に関係している五臓六腑は 肝・心・脾 です。
血を主り、蓄える働きのある肝がイライラしたりする状態が続くと傷ついてしまい、血を正常に蓄えたりできなくなります。
結果、肝血虚という状態に陥り、眠りにつけない、熟睡できなくなる状態が考えられます。
心は精神などに関係が深く、ストレスやくよくよしていることがあるときは心にもかなりの負担がかかり、良い睡眠がとれなくなります。
脾は気血を作る働きがあり、食欲不振、過食気味が続くと五臓の脾の機能のバランスが崩れ、バランス良く気血を生産できなくなります
そのことにより、心に血をきちんと行き渡らせることが難しくなり、結果不眠になると言われています。
この脾が弱ると、眠っていて目が覚める途中覚醒が多くなります。
眠りの質が悪いなと思ったら、まずは
・運動をして汗を流す
・就寝時間、起床時間を一定にし規則正しい生活をこころがける。
・寝る前にスマホ・テレビなどを極力減らす
などから始めましょう。
実際、目をスマホ、PC作業などで酷使すると、
東洋医学では上記の肝が弱くなると言われています。
当院は鍼灸治療を行っており、不眠症に対して関係の深い、肝 心 脾の経絡、
経穴に長鍼、円皮鍼、温灸器を使い、刺激をおこない全身のバランスを整える治療をしていきます。