前回、腰痛の原因は不明な事が多い。と書きましたが、
身体を診てもらっても異常がないのに、痛みが起こりずっと続く。
そのよくわからないものの1つで近年示唆されているものがあります。
現代の人が多く抱えているストレスや心因的な負担が原因しているものがあるのです。
あまりに長期にわたりストレスがかかった状態だと、脳からの伝達や分泌されるものが
正常に機能しなくなり、痛みの増長、発生につながるんだそうです。
また、何かのきっかけで腰を痛めた人が、「また痛くなったらどうしよう」
などの不安を持っている方が実際に痛みがきつくなったり、出現したりすることもあります。
また、痛めたことがあるといってずっと長期間かばいすぎるのも良くありません。
痛みがでないようにという思考がストレスになる可能性もありますが、
筋肉はある程度日頃から動かさないと、硬くなります。前の記事にもあるように
硬くなると、循環不良になり更に痛みが出やすい状態になります。
では、両方を解消するためにはどうすれば良いのでしょうか?
運動と適切な治療です
運動することで身体の硬さを改善する、循環を良くしておく
また、身体をうごかすことで自律神経のバランスも整いやすくなります。
自律神経の調節のための有酸素運動や腰の負担を軽くするための
インナーマッスルトレーニングなどが有効とされています。